教訓のススメ「睡眠医療の専門家が教える！睡眠障害の危険性とその対策法」

教訓のススメ【向井理に睡眠障害発覚!?あなたの睡眠は大丈夫かチェック！】

2014年05月30日（金）／フジテレビ

[睡眠／健康情報]　老け顔対策に効果的な睡眠法も紹介！
あなたの睡眠もヤバいかも!? 人生の1/3を占める睡眠が今 蝕まれている！
厚生労働省の発表によると睡眠に悩みを持つ国民は約2,000万人
５人に１人が睡眠障害の悩みを抱えているという結果に…

睡眠医療の専門家が教える！
睡眠障害の危険性とその対策法

ライフスタイルの多様化で増加傾向にある“睡眠障害”
これを受け、今年３月に厚生労働省が国民に向け、新たな睡眠指針を発表
心筋梗塞・脳梗塞・うつ病・糖尿病・突然死…
悪い睡眠は万病のもと！

睡眠障害／５人に１人？睡眠障害の危険度チェック！

放置しておくとヤバい!?あなたの危険な睡眠を６つの質問でチェック！

睡眠医学の権威！世界一の歴史をもつ睡眠クリニックの後継者
これまで１万人以上の患者を治療
「スリープクリニック」遠藤拓郎先生 監修

※ １個でも当てはまると睡眠障害の恐れ！

① 朝起きると頭が痛い時がある
→　睡眠時無呼吸症候群の可能性あり

② 寝る前にパソコン（スマートフォン）を使う
→　概日リズム睡眠障害の可能性あり

③ 冷たいモノに足をつけるとよく眠れる
→　むずむず脚症候群の可能性あり

④ 寝酒をよくする
→　不眠症になる可能性あり／太ってしまう可能性あり

⑤ 起きた時 枕が頭の下にない
→　寝ても疲労回復していない

⑥ 平日より休日のほうが睡眠時間が長い
→　老け顔になりやすい！

睡眠障害①／睡眠時無呼吸症候群

① 朝起きると頭が痛い時がある
→　睡眠時無呼吸症候群の可能性あり

小顔の人は気道が狭いので睡眠時無呼吸症候群になりやすい
睡眠時無呼吸症候群を放っておくと、高血圧・不整脈・心筋梗塞・脳梗塞
最悪の場合、突然死の危険性も！
さらに 運転中、無意識の内に寝てしまい事故死するケースも

睡眠時無呼吸症候群に有効な寝方は、うつ伏せ！
・仰向けの場合、重力で舌が気道を塞ぎ 無呼吸になり易い
・うつ伏せの場合、重力で舌が引っ張られ 気道が狭くならない

起床時に喉がかれている人は、いびきをかいて口呼吸している可能性が高い

睡眠障害②／概日リズム睡眠障害

② 寝る前にパソコン（スマートフォン）を使う
→　概日リズム睡眠障害の可能性あり

人間の体内時計は１日25時間
→　朝日を見る事で24時間に修正している
→　寝る前に明るい光を浴びると体内時計が狂ってしまう
⇨　パソコンの光に含まれるブルーライトは体内時計に与える影響が強い！
⇨　概日リズム障害になりやすく、通常の時間に寝起きが出来なくなってしまう

体内時計を修復するのに効果的なのは「黄色いサングラス」
→　青の逆色なので青い光を遮断する
→　黄色いメガネ（PCメガネ）は夜９時以降にかける事で効果が出る

③ 冷たいモノに足をつけるとよく眠れる
→　むずむず脚症候群の可能性あり

若い女性に多い むずむず脚症候群に効果的な治療は、“湿布を脚のどこかに小さく貼る”
→　脚の病気ではなく 脳の病気なのでこの治療法で治まる

④ 寝酒をよくする
→　不眠症になる可能性あり／太ってしまう可能性あり

アルコールは寝付きは良くするが、睡眠の質を悪くする
→　睡眠不足と関連があると言われる肥満・糖尿病・高血圧に繋がりやすい

睡眠を良質にする枕の選び方

⑤ 起きた時 枕が頭の下にない
→　寝ても疲労回復していない

睡眠中の寝相の悪さから疲労が残りやすい！

睡眠医療のプロ！遠藤拓郎先生 推奨「良い睡眠ととれる枕選びのコツ」

枕の選び方
１. 後頭部・首・肩（頭全面）が固定される枕が良い
２. 低すぎる枕は首に負担がかかるのでNG
３. 寝返りが多い人は横幅の長い枕がオススメ
４. 男性は枕がやわらくて低いと首や腰に負担がかかってしまう
５. 男性は固くて高い枕がオススメ
６. 女性は高めの枕を長時間使うと首元のシワができやすいので要注意

⑥ 平日より休日のほうが睡眠時間が長い
→　老け顔になりやすい！

理想の睡眠時間は？
→　平日・休日変わりない睡眠時間だとエイジングケアに効果的
⇨　夜０〜６時の間がベスト

夜０〜３時の間／細胞を新しくする成長ホルモンが出る
夜３〜６時の間／ダイエット効果もあるコルチゾールというホルモンが出る

毎日 きちっとこの時間に睡眠をとっておくとより若々しく、よりダイエット効果が強くなる

厚生労働省による年齢別「適正睡眠時間」

10代前半／８時間以上　25歳／約７時間
45歳／約6.5時間　65歳／約６時間