【ミヤネ屋】正しく知りたい！「うつ病の治療法」とは？

ミヤネ屋　2013年09月9日

丸岡いずみ　“うつ病”との闘病を語る。

あなたは大丈夫？うつ病チェックリスト

□ 一日中 憂鬱な気分になる
□ 疲れやすく、だるさが取れない
□ 何をしても楽しいと感じない
□ 自分を責めてばかりいる
□ 食欲が低下
□ よく眠れない
□ イライラする
□ 集中力が低下
□ 繰り返し死にたいと思う

５つ以上当てはまるとうつ病と診断

※ DSM-Ⅳより

世界各国のうつ病 受診率

ベルギー　50%、スペイン　37.9%、フランス　35.7%
アメリカ　34.1%、ドイツ　30.5%、日本　16.7%

日本ではどうしても精神科医療に対する偏見…
受診したくないという気持ちが一般的にあるので受診率は低い！

精神科、メンタルトレーナーなどが一般的な存在になる必要がある
海外では精神的なケア、カウンセリングなどは一般的なこと

正しく知りたい！「うつ病の治療法」とは？

治療法①「抗うつ薬」

うつ病は脳内の神経伝達物質の減少で起こる
⇒ 薬によって減少を防ぐ！

セロトニン、ノルアドレナリンなどの脳内物質が減ると
心に変調をきたして気分が安定しなかったり、
意欲が沸かないなどの症状がでる

抗うつ薬は、主作用が現れる前に副作用が出てしまう。
主作用が現れる（薬が効く）までに
２週間程度の時間がかかってしまうのが副作用はその前に出る。
そのせいで「抗うつ薬」を飲むのを止めてしまう人が多い。

治療法②「心理療法」

不安・悩み・トラブルなどを解消し、
心の負担を取り去る

具体的には…

支持的精神療法
つらさや悩みを意思に話し、共感を示してもらう

認知療法
思考を記録し、自分の考えを客観的に評価する

対人関係療法
ストレスとなっている人間関係を洗い出し、
具体的な接し方を考える

治療法③「考え方を変える」

「自分はダメだ」「もっと頑張らなければ…」
自分を否定する考え方をやめる！

うつ病患者が陥る「ぐるぐる思考」とは？

仕事がつらい　→　休みたい　→　休むと周りに迷惑がかかる
　　　↑　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
頑張れない　　　　　　←　　　　　　頑張らなければ…

丸岡さんが自身の経験から語るうつ病との向き合い方

・「私はうつ病ではない」という思い込みを取り払う
・１人で悩まず、すぐに病院へ
・処方された薬はきちんと服用する
・「頑張れ」は毒にも薬にもなる

精神疾患を特別な病気と区別せずに、
一般的な他の病気と認識することが必要！

うつ病は「心の病気」ではなく、「脳の病気」!!

うつ病はよく心の風邪と言われることがありますが、
すぐに治るものではないので焦らないことが重要！

丸岡さんは治ってからは
「〜をしなければならない」というのを禁止しているそうです。

やらなければならないというプレッシャーから解放され、
うつ病から遠ざかることができるとのこと。

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